東根市内の医療・介護関係者等が共に東根市の地域包括ケアシステムの深化について考えることや関係者自身のスキルアップを目的として開催しているのが東根市多職種連携勉強会「かよう会」です。
令和2年1月14日(火)、歯科衛生士さんから「口腔機能向上・口腔ケアについて」をテーマに講話をしていただきました。また、事例発表として、ナーシングホームさくらんぼで取り組んでいる口腔機能向上・口腔ケアについてもお話していただきました。その後は参加者みなさんで情報交換会を行いました。
義歯の取り扱いでは、見本を示しながら具体的な方法の指導があり、参加者は理解が深まったと思われます。また咀嚼ガムや健口くんを使用して舌・口唇運動機能低下のチェックなど、参加者自身が体験できる内容もありました。
ナーシングホームさくらんぼでは、昨年度の介護関係者向け出張研修会での口腔機能向上・口腔ケアに関する講話をきっかけとして、職員の意識改革を行い、利用者の口腔機能向上や口腔ケアに積極的に取り組んでいるようです。
情報交換会では、医療関係者と介護関係者が6人ほどのグループで日頃の口腔機能向上や口腔ケアに取り組んでいることや悩んでいることなどを話していただきました。どのグループも会話が途切れず、短い時間ではありましたが、充実した情報交換会になったと思います。
次回は、5月9日(土)午後、東根公民館を会場に、医療と介護の連携に関するワークショップとして開催する予定です。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。