『生活困窮者自立支援法』が施行されてから4年が経過し、社会的孤立や経済的困窮を背景にした生活困窮者等の課題や、既存の制度や福祉サービスでは解決困難な福祉課題・生活課題が拡大する中、実施主体の自立相談支援機関だけでは対応が難しい状況が多くみられています。
そこで、近隣の自立相談支援機関の相談支援員が集い、生活困窮者等の自立促進を図れる相談体制・地域づくりの醸成や相談支援員のスキルアップを目的として、情報交換会・事例検討会を開催しました。
事例検討会では、東南村山地域生活自立支援センターより今後の支援方針で悩んでいるケースについて発表していただきました。ピアスーパービジョンの技法を活用しながら、参加した仲間同士で専門性の技術を高め合い、次の支援をどう組み立てるかを考えるきっかけになりました。今後の情報交換会や事例検討会の在り方についても意見交換し、大変有意義な時間となりました。
この会は、支援員同士の悩みを共有できる機会でもあり、私たち支援員にとっても居心地の良い居場所です。今後も開催継続できるように計画していきたいと思います。
【参集者(相談窓口名)】
・西村山地域生活自立支援センター(2名) ・北村山地域生活自立センター(1名)
・東南村山地域生活自立支援センター(2名) ・天童市生活自立支援センター(2名)
・東根市生活自立支援相談窓口(2名)+ 社会福祉士の実習生2名も参加
※有識者として、相談支援センターりいぶる 土田 浩子 氏 にもご参加いただきました。